年収400万円のサラリーマンは毎年国にいくら支払が求められているのでしょうか?

社会保険(健康保険、厚生年金)に加入している方と前提として計算します。

国に取られるお金とは

国に支払うべきお金は、大きく分けると税金と保険料の2つあります。
サラリーマンが支払う税金は所得税と住民税、そして保険料は、健康保険料、厚生年金、(介護保険)、労働保険の3つまたは4つあります。
今回は40歳未満で介護保険の支払が無い方について考えてみます。

保険料の計算

税金を計算するには、社会保険料の金額を計算する必要がありますので、まずは社会保険料から考えてみましょう。
健康保険組合に加入している方等、いろんなパターンがありますが、協会けんぽに加入していることを前提として考えてみましょう。

年収400万円で賞与なしを前提とすると、月額の給与は333,333円になります。
この場合、月々の健康保険料は16,779円になります。
そして、厚生年金の負担額は31,110円です。
合計すると月額47,889円になり、年間で574,668円の支払が発生する計算となります。
※賞与込みで年収400万円のケースですと、月々の給与が少なくなるので、支払額は上記よりも少なくて済みます。
※保険料の計算は東京都を基準にしています。

次に労働保険料を計算します。
労働保険料は事業の種類によっても変わりますが、一般的に給与の3/1000ですので、400万円×0.3%として、年間で12,000円の支払が発生することになります。

今までの数字をすべて合計すると、保険料として586,668円を負担していることになります。

税金の計算

さて、保険料が計算できましたので、税金を計算してみましょう。
まずは、所得税から。

給与所得者、つまりサラリーマンは給与所得控除を受けることができます。
400万円ですと、124万円の控除を無条件にうけることができます。
400万円から124万円を差し引いた276万円から保険料の金額と基礎控除48万円(令和2年ベース)を差し引いた金額に税率をかけて所得税が計算されます。
全て差し引くと、年収400万円の方は、1,693,332円の所得だったと計算されます。
所得が195万円未満の方は最低税率の5%が適用されますので、結果86,400円の所得税が課せられます。

次に住民税を計算しますが、住民税は税率が10%です。
年収400万円の方の場合、所得税よりも住民税の方のほうが高いのです。
結果、住民税は176,700円になります。
※所得税と住民税は医療費、配偶者、扶養、生命保険料、寄附金などの控除は0として計算しておりますので、その他控除があれば税金は減ります。

以上から、所得税と住民税の合計は263,100円になり、保険料と合わせると849,768円です。
つまり、年収400万円の人は21.2%のお金が自然に消えている計算になります。

国に取られるお金の総額は?

ここで、もう一つ忘れてはいけない税金があります。
それは消費税です。
年収400万円の人は、年間で使えるお金は3,150,232円、月で割ると262,519円になります。
例えば、このうち15万円を買い物、水道光熱費、美容院、子供の習い事、携帯電話代で使用すると考えると、消費税は15,000円です。
つまり、年間18万円は消費税の支払いをしている計算になります。

先ほどの保険料、所得税、住民税と合わせると、年間で100万円以上の金額が国に没収されていることになります。
稼いだお金の約25%は国に取られているので、労働しても75%しか使えるお金として手元入ってこない計算です。
もちろん、暮らすためには家賃も支払わないといけないので、日本で生きていくにはお金がかかりますね。

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